地理情報システム学会で共著発表

担当教員(笠井)を筆頭著者とし、計11名の共著により地理情報システム学会(GISA)で口頭発表が行われました。

11名のうち5名は本ゼミのGISサブゼミの学生(4年生2名、3年生3名)です。GISサブゼミではほかの共著者である6名(立命館大学ARC-iJAC共同研究班)と毎月のZoom研究会に参加してきました。

そうした中、博物館所蔵の古地図を分析することになり、学生たちも実際に分析のための作業を行い、共著者として発表することになりました。

学生が行ったのは、古地図と現代地図の同一地点を見つけてGISソフト(QGIS)上でデータ化していくという作業です。GISソフトの扱いに比較的慣れたゼミ生が他のゼミ生に教えながら、提供を受けたすべての古地図について同定作業を行いました。

その後、玉川さんに教えていただいた数式にデータを投入し、古地図にどのような歪みが生じているかを分析しました。

発表は研究室の教員である笠井に任せたものの、学部学生も学会の場で発表できる質の分析ができることを示せて良い機会になりました。ゼミに入ったら、「学部生だから」と遠慮するのではなく、研究者の卵として、学会を見に行ったり参加してみたり、積極的に挑戦してみましょう。

本ゼミでは意欲のある学部学生の学会発表も教員がサポートします。

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