江戸川流域(柴又~市川)でのまちあるき

今日は笠井先生が国際社会学会(ISA)の世界大会での報告でメルボルンにいっているため、ゼミ生による自主企画として、江戸川流域でのまちあるきを行いました。事前にゼミ内で江戸川流域の歴史や風土、また着目すべきポイント等を予習することで、まちあるきが有意義なものになるように工夫がされていました。

まちあるきで感じたこと、考えたことを記入するアイテムとして、メンバー全員が野帳を持っていきました。野帳とは野外での調査に必須なアイテムとして、積極的にフィールドワークを実施する当研究会ではメンバーの全員が持っているものです(写真の右側は慶應ver.)。

下が実際にゼミ生が野帳に書いたメモです。

まちあるきのコースや滞在時間は企画段階でおおよそのものは決まっていましたが、途中で気になった場所に寄り道したり、もっと知りたいと思った場所は長居したりなど、あくまでメンバーの関心に合わせて解散と集合を繰り返し、それぞれ主体的に楽しめるような工夫がされました。江戸川流域ということで、矢切と葛飾区柴又をつなぐ、「矢切の渡し」という渡り船は、メンバー全員で乗ることができました。

各自散らばったあとは、貝塚に向かった人や人生で初めて無人販売所で野菜を買った人、また地域の方にインタビューを始める人などもいて、貴重な経験になりました。

炎天下でのまちあるきになりましたが、メンバー同士で各々の視点から「まち」を眺め、様々な感想を共有し合ったことで、沢山の学び溢れるものとなりました。

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