こんにちは!

急に暑くなったり、寒くなったり、過ごしにくい日が続きますね。

体調にはくれぐれもご注意ください。

今回は春学期第2回ゼミの様子をお伝えします!

1コマ目

本日から輪読がスタートしました。

今回扱う文献は、

赤坂憲雄、玉野井麻利子、三砂ちづる著、『歴史と記憶 場所・身体・時間』(藤原書店)

です。

ゼミ生が何人かの班に分かれ、各班が担当箇所について要約や用語解説、論点の提示を行います。

今回の論点は、「聞く」と「書く」のあいだに避けがたく行われている「編む」という作業とは具体的にどのような行為かということです。

聞き手は語り手の話を、読み手を意識して再構成する。これが「編む」ということなんですね。

私たちも文章を書くとき自然とこの作業をしているのかもしれませんね。

実際このブログも編んでいるのかも?

2コマ目

ゲストスピーカーの方に講演をしていただきました。

昨年度はゲスト講演が無かったので、筆者を含め2期生は初めての経験でした!

今回のゲストは京都大学大学院の庄司翼さんです。

庄司さんはウズベキスタンをフィールドに研究をされており、現地調査についてお話を頂きました。

調査に向かうための現地とのやり取りから、出国、コロナ禍での現地調査、帰国まで、調査のリアルをお話していただきました。

コロナの流行により、予定通り調査が行えない、そもそも外に出ることもできない中で、帰国をするのか現地で調査を続行するのか、想像を絶する苦悩があったのではないかと感じました。

当初の計画とは変わっても、実際に調査をする中で新たな発見や出会いがあるということを学びました。 また、笠井さんからは「こうした出会いは常に動いている人にしか訪れないもの。」ということもお話しいただき、筆者も積極的に動いて研究を進めていこうと思いました。

所感

今回から輪読がスタートし、本格的にゼミの活動が始まりました。

同じ文献を読んでいてもそれぞれで考え方が異なり、他の人の意見を聞くことができる空間はとても楽しいですね。

今回は庄司さんのお話も伺うことができ、自分の知らない世界に触れることは楽しいと改めて感じました!

来週もゲストにお越しいただきます。来週の投稿もお楽しみに!

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