栗東市まちづくり講演会&パネルディスカッション

栗東市平成29年度市政功労者表彰式の第2部として、今年度初の試みで、まちづくり講演会が行われることになり、基調講演の講師とパネルディスカッションのコーディネーターを務めてきました。

講演のタイトルは「いつまでも住み続けたくなる安心な元気都市栗東」といただきました。

「まち・ひと・しごと創生法」に基づき栗東市でも2016年につくられた「栗東市人口ビジョン」「栗東市総合戦略」に基づく話をというリクエストでした。

30分と短い講演なので迷いましたが、最初10分ほど掛けて、人口ビジョンと総合戦略の概要を説明するとともに、計画行政についてごく簡単に触れました。

また、テーマの「住み続けたくなる都市」のためには、愛着、誇り、自分事といった感覚を持てる仕掛けが重要であることを話しました。

栗東市では既にそういった仕掛けが多数あり、市政功労者表彰式もそうした仕掛けになりうると考えられます。

パネルディスカッションのテーマが「20年後の栗東市を語ろう」でしたから、【ビジョンを語る】→【(自分事としての)戦略を語る】という展開にできるよう、基調講演もそういうシナリオにしたつもりです。

今回の講演でも紹介しましたが、栗東市景観条例の100年計画前文をここでもご紹介しましょう。

百年先のあなたへ

百年先の栗東はどうなっているだろう

あなたたちへの預かりもの

こころ安らぐふるさと風景

~わがまち栗東~

この美しい風景を守り育て

あなたたちへしっかりと手渡したい


パネルディスカッションでは、野村・栗東市長のほか、市議会議長、商工会長(自治連会長)、そして栗東市在住の大学生2名が登壇して、20年後の栗東市像を描き、自分ができることを語ってもらいました。

特に栗東市への強い愛着とコミットメントを語った大学生たちには会場全体が「応援したい」という気持ちに包まれるとともに、大いに元気づけられました。

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