2017年度開始

2017年度が始まりました。龍谷大学に赴任してから丸5年が経過し、今日から6年目です。

本日付で准教授に昇任しました。推薦・承認いただいた学内者の皆様に感謝申し上げます。よく「准教授って何?助教授?」と聞かれるのですが、2007年度に大学教員の職位については法改正があったので、現在は助教授はいません。

[教授]―[准教授]―[講師]―[助教]―[助手]という5つの職位があります。講師と助教はどちらかのみを置く大学も少なくありません。人数的には実は教授が一番多く、講師が一番少ないです。民間の会社だとみんなが部長みたいなことはあり得ないわけですが、大学の場合、みんなが教授というのはあり得る話です。

ちなみに各職位の英語名称は機関ごとに定めており、龍谷大学の場合は准教授も講師も Associate Professor ですから、海外の知人には「昇任したよ」とは伝えません。基本的には職位が変わっただけで、職務内容等や待遇には私の場合、違いはありません(担当コマ数、いわゆるノルマは増えました)。


社会学部長は村井龍治先生が任期をまっとうされ津島昌寛先生になりました。新学部長にも引き続き、学部長補佐(広報担当)を任じられました。自動的に学部広報委員長(2年間)も再任となります。

学部にはほかに広報を専門領域・関連領域にされている教員が複数名いらっしゃるので、そうした方になっていただくのがいいようには思います。とはいえ、そう言い始めると、毎回その方たちに負担が偏りますね。広報は依然として門外漢ですが努めます。


龍谷大学社会科学研究所(社研)と国際社会文化研究所(社文研)の共同研究も正式に始動しました。社研は私が研究代表なのでしっかりマネジメントしないといけませんね。社文研は代表の先生が別にいらっしゃるので安心です。

いずれも2016年度から既にいろいろと話を進めているので、急に始まるわけではなく、安心感があります。

それから、単著の執筆を始めました。まだ編集者の方に企画案を見せて、次に会う日程を決めただけですが、それでもやる気が出ますね。次に会うまでにできる限り原稿を書くということにしているので、励みます。


今年度は龍谷大学から短期国外研究員という学内制度を用いて2ヶ月間(8月、2月)在外研究を認められているので、バルセロナ自治大学に研究員として受け入れていただき、同地で協同組合や社会運動のこと、あるいはコミュニティ政策分野の勉強・調査に着手できればと考えています。

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