マレーシアの国際シンポジウムで講演

Masuda Educational Foundation主催のフォーラム「Asian Spirit in Culture」にて、“Local Communities and Pilgrimage Associations: A Case Study of Iseko”(地域コミュニティと巡礼組織:伊勢講を事例に)と題する報告を英語で行ってきました。

当日のプログラムと私のペーパーは次の公式ウェブサイトからご覧いただけます。

https://www.mef-asia.org/

ふだんは比較的研究領域の近い方たちの前でお話をするのですが、今回は、国も領域も違う方たち向けだったことと、英語であったこともあり、「伊勢講」をどのように伝えるかに苦心しました。質疑応答では十分に答えられなかった部分もありますが、同席されていた野村亨先生(慶應義塾大学名誉教授)などの助けもあり、無事にフロアの皆様と意見交換できました。

そもそも私がこのイベントに参加したのは、2006年度にマスダ教育財団(当時)によるフィールドワーク奨学金を私がSFC生としては第1期生として受給していたというご縁によるものです。当時、学部4年生だった私にとって、半年間のフィリピンでのフィールドワークにあたり往復渡航費、毎月の生活費、さらには帰国後には報奨金も手当いただいたことは、きわめて大きな機会でした。

今回は、ゼミ生3名も同行し、彼らもマレーシアの学生たちの前でポスター発表(英語)を行いました。ポスター制作にあたっては事前にイリノイ大学の森岡渉さんにもご助言をいただきました。学生たちにとって、初めてのポスター発表でしたが、しっかり研究を紹介でき、その後の懇親会を経て国際交流も深まったようです。

※なお、学生の旅費についても主催者がご支援くださいました。

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