本日は慶應義塾大学環境情報学部名誉教授、フリースクール「大地の大学」代表である山本純一さんと、株式会社豆乃木代表の杉山世子さんのお二人をゲストとしてお招きしました。
山本さんは笠井先生の学生時代の担当教授であり、ラテンアメリカをフィールドとして、連帯経済論を専門に研究されています。杉山さんも学生時代は山本先生に師事されており、現在はラテンアメリカ、東南アジア原産のフェアトレードコーヒーの輸入、販売事業をされています。
3限目は山本さんの、4限目は杉山さんのライフヒストリーについてお話していただきました。
山本さんは学生時代にスペイン、メキシコに留学し、研究者としてはメキシコをフィールドとされていますが、学生時代から一貫した「現場に飛び込む」という姿勢は特に強く印象に残るものでした。
杉山さんには青年海外協力隊での経験から現在の会社を創業するまでの歩みについてお話しいただきました。杉山さんの現在の取り組みについて、とても誇らしいと話される山本さんの姿が印象的で、学びを通じた繋がりが今も続いていることの素晴らしさを感じられました。
お二人にご講演いただいたのち、5限目はコーヒーの淹れ方講座を開催しました。豆を挽くところからコーヒーを淹れるまでの工程についてレクチャーしていただき、実際に学生の手で淹れたコーヒーを全員で試飲しました。これを機にコーヒーを淹れ始めたいという学生も多く、良い機会となりました。
ゼミ後には山本純一研究会OBの方も含めた懇親会が開催され、とても温かな一日となりました。