こんにちは。4期生のゆうたろうです。
期末テスト、期末論文、海外旅行、自動車の免許合宿と慌ただしい毎日を過ごしているうちに、最後のゼミから一ヶ月も経ってしまいました、、、。
一ヶ月遅れの投稿になってしまうことお許しください。
さて、気をとりなおして、7月16日は春学期最後のゼミでした。いつも通り1コマ目がサブゼミ活動の時間で、今学期末の活動報告に備えて各チームで最後の確認を行いました。
そして2コマ目の前半では、笠井先生と当研究室の院生のメンバーが報告を行った国際社会学会の大会について、笠井先生がお話をしてくださいました。
今回の大会はモロッコで行われ、先生が実際に報告をされての感想や大会の運営に関して、またそのほかの研究者の発表のお話などに加えて、発表者同士の裏話や大会後のパーティーの話なども聞くことができ、国際学会のイメージを掴むことができました。先生からのお話し中には、学部生からもたくさん質問も出て、いろいろなお話が聞けてとてもおもしろかったです。
2コマ目の後半パートでは、春学期のサブゼミの活動報告をしました。今学期は、まちあるき班と留学生へのインタビュー班の2班にわかれての活動でした。
まちあるき班は、まちあるきの中で各自に写真を何枚か撮ってもらい、その撮った写真をなぜ撮ったのか言語化してみようという裏の目的を設定するなど、工夫して活動してくれました。今学期の輪読では、まなざしについての著者であるアーリの本も読んだりしていたので、まちあるきの中で実践して考えてみることは、そうした理論をそれぞれがものにしていくのに役立ったのではないかと思います。

留学生へのインタビューサブゼミは、各自で5人ほどの留学生にインタビューをして、どんな目的で日本に来て、日本での留学生活をどのように楽しんでいるのか、なにか慶應で留学生活を送る上でネックとなっていることはないかなどをインタビューしてみました。そして、そのインタビューをもとに、みんなで慶應に来ている留学生たちについて考えてみました。実践をとおして、インタビューをしていく上での方法的な難しさや、言語的な壁、そしてその内容をどのように解釈していけるのかという難しさが課題として残ると感じさせられました。
同じインタビュー結果をもとに話していても、メンバーによって解釈の仕方が違ったりと、どうしても価値判断が伴ってしまう難しさは感じつつも、さまざまな意見や考察が出されて、とても興味深い話し合いができました。
最後に3コマ目では、各自が個人研究の進捗を発表しました。春学期中にも何度か調査に出て研究を進めているメンバーもいれば、なかなか調査に行けていないメンバーもいたりと進捗はまちまちです。ただ、泣いても笑っても秋学期中には卒論を仕上げなければいけないので、みんなで助け合ってより良い卒論を提出できればと思います。
最後に、春学期の間に当ゼミに関わってくださった皆様、今学期もありがとうございました。合同ゼミや、地域でのフィールドワーク、ゲストスピーカーによる公演などなど、今学期もたくさんの人に支えられて、ゼミの運営を進めていくことができました。重ねてお礼申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
また、在外研究のスコットランドから、Zoomによるオンラインでゼミ活動を続けてくださった笠井先生にも、この場をお借りしてお礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
そして、ゼミ生へ。また秋学期もみんなで元気に集まれるといいな。

P.S.
春学期の期末試験が終わり、ゼミ生の有志で台湾に行ってきました。去年、笠井先生が客員教員として台湾国立政治大学に着任されていた際にも、台湾には訪問しており、今回もまたひとつ楽しい思い出をつくることができました。前回は台北だけだったのですが、今回は台中にまで足を伸ばし、また違った面白さを感じることができました。また行きたいし、台湾ならけっこう実現可能性はありそうかも?
そして、自分はゼミ生たちとは台湾でお別れして、単身フィリピンに向かいました。フィリピンには、すでに卒業してしまった4期生のメンバー4人と笠井先生で、ちょうど2年前にスタディーツアーで訪れており、自分にとってとても思い出深い場所です。
笠井先生が学生時代に調査地にしていたのがマニラのケソン市で、前回の訪問の際には、先生が学生時代にお世話になっていたコーディネーターの方々に大変お世話になりました。今回は、そのコーディネーターの方々に会いに訪れました。
前回と同様に、とても温かく迎え入れてくれて、近況報告や、思い出話、笠井先生の学生時代の話などでとても盛り上がりました。別れ際には、またいつでもおいでと言ってくださったのが、とても嬉しかったです。いつかまたみんなと一緒に行けたらいいななんて思ったりしています。

Dear GPS members,
It was very nice to see you again. Philippines is a memorable place for me that I visited with my dear friends and Kasai sensei almost two years ago. This visit reminded me of a lot of memories from that time, which I can never forget and big part of my school life.
I appreciate GPS members so much for their support and kindness. I am very happy to hear that I’m always welcome. I will definitely come back to see you, hopefully with my friends and Kasai sensei.
See you sooner than later.
Yutaro