みなさん、こんにちは。ゼミ4期生のゆうたろうです。
この夏休みに、スコットランドのエジンバラで在外研究期間を過ごされている笠井先生を訪ねて、エジンバラに行ってきました。
エジンバラには、同じく4期生で既卒のみずきさんも、仕事で忙しいなか遊びに来てくれました。
みずきさんとは、フィリピンにも笠井先生と行っており、再結集を楽しみにしていました。
トータルで4泊5日の行程のなかで、書きたいことが多すぎてどこまで紹介できるかわかりませんが、お付き合いいただけると嬉しいです。
1日目
このノルウェーから朝の便で、笠井先生とエジンバラに降り立ちました。
自分のイギリスのイメージとは違い、晴天がお出迎えしてくれました。
エジンバラ空港から市街地までは、快適なトラムでの移動です。
トラムを降りると、すぐ近くにスコットランド国立美術館があります。
スコットランド国立美術館は、ヨーロッパの巨匠たちの作品から、スコットランドに関連する作品まで、年代もテーマも幅広く展示されています。特にエジンバラの風景画は、今の街の様子と比較しながら見ることができるので面白かったです。
その後は、中心部にあるホステルに荷物を置かせてもらい、お散歩タイムです。
エジンバラ大学の建物があるエリアを、笠井先生の案内で歩いていきます。
そして、すぐ近くのThe Meadowsという公園で、ピクニックをしながらランチをとりました。
エジンバラ大学の学生の間でも人気のあるホットチョコレート屋さんで、定番のホットチョコレートも手にいれて、公園の芝生のうえでピクニックを楽しみます。公園内では、スポーツを楽しむ人、物思いにふける人、おしゃべりを楽しむ人たち、ちょっと昼寝をしている人など、さまざまな人がさまざまに公園を楽しんでいるのが、とてもよい光景でした。
そのあとは、笠井先生のエジンバラでのご自宅に少しお邪魔して、笠井先生がお気に入りのBlackford Hillという丘を登ってきました。エジンバラには、いくつかの丘があるのですが、この丘は特にいろいろなバリエーションで丘を楽しむことができたり、エジンバラ城や市街地が綺麗に見えたり、もう一つの丘であるArthur’s Seatを綺麗に眺めることができたりなど、思う存分楽しんできました。

Blackford Hillを登ってきた経路とは、また別の経路で丘を降っていき、エジンバラ大学の別のキャンパスへと向かいました。
途中には、エジンバラ王立天文台があったり、1884年にBlackford Hillを買い取り、市民のための公共スペースとした、当時のエジンバラ市長であるSir George Harrisonを記念するゲートがあったりと、歩いているだけでも色々と発見があり楽しいです。
その日は休日だったため、キャンパスにはほとんど学生はいなかったものの、開いていたキャンパスの建物を笠井先生に案内してもらい、キャンパスからはバスで市街地の方へと戻りました。
自分がいったんホステルに戻りチェックインを済ませているあいだに、笠井先生は午後の便で到着のみずきさんの迎えに空港へと向かいました。
その後、市内に戻ってきた二人とホステルで集合し、ディナーを食べに街に繰り出します。
円安で厳しい懐事情もあり、お店探しに難航しながらも見つけたお店が、安価ながらも雰囲気も良くスコットランド料理を楽しめるところで、個人的には大満足の夕食でした。
笠井先生とはこの日はここでお別れをして、みずきさんの高校時代の同級生でエジンバラ大学に進学し卒業したばかりの、まりのさんに会いに近くのバーに行きました。

どういうわけかその話のなかで、翌朝に早起きをしてArthur’s Seatに登って朝日を見ようということになり、その日は解散し翌朝に備えます。
2日目
昨夜の約束の通り、早朝5時台に集合し、Arthur’s Seatの頂上を目指していきます。
集合した時点では、あたりはまだまだ薄暗く、慎重に歩を進めていきます。
頂上に向かう道中からも、今にも昇りそうな太陽の陽の光をうけて、染まりはじめた空がとても綺麗に見えており、ワクワクしながら頂上への道をひたすら歩き続けます。
その後、歩き続けること数十分、ついに頂上に到着です。到着する頃には、朝日まであと数分の時間で、かなりのナイスタイミングでの登頂でした。

そして、いよいよ日が昇ると、これまで見た中でも有数の朝日に染まったスコットランドの景色が広がっていました。疲れているなかでも、早起きをして丘を登ってきた甲斐がありました。
みんな大満足でArthur’s Seatをあとにして、軽くカフェで朝食をとり、まりのさんとはお別れです。
最高の景色に連れ出してくれただけではなく、エジンバラの見どころもたくさん紹介してくれて、その後の自分たちのエジンバラ滞在にも彩りを加えてくれました。
まりのさん、素敵な思い出をありがとう!また日本で会いましょう!
前日の打ち合わせ通り、笠井先生とホステルの前で待ち合わせをしてエジンバラ散策スタートです。
この日は、エジンバラで行きたい観光地を一気に回ってしまおうという計画で、Dean Villageに始まり、笠井先生のお知り合いの方がいらっしゃるパレスチナのフェアトレードショップを回ったり、スコティッシュブレックファーストを食べたり、エジンバラ城とその中にあるいくつかの博物館を見学したりと、大大大充実の1日でした。

エジンバラ城には、城の建物の内部にいくつかの博物館があり、それらを回ったり、城からの景色を楽しんだり、ワンオクロックガンと呼ばれる午後一時を知らせる大砲の音を鳴らす兵隊さんを見たりと、盛りだくさんで楽しめました。入場料は4000円以上しますが、その分そのコンテンツは非常に充実していたと思います。
スコティッシュブレックファーストは、ブレックファーストとはいうものの量がかなり多く、朝ごはんとお昼をまとめて食べるようなイメージくらいがちょうどよく感じました。
エジンバラ城の見学の後は、ジェラート屋さんで美味しいジェラートを食べて、街の中を散策していきます。
エジンバラ大学の有名な法学部の建物や、街の本屋さん、みずきさんの希望で生地屋さんにも足を伸ばし、エジンバラ市街地の散策を楽しみました。

夜ご飯は、先生のご自宅の近くのピザ屋さんでピザを2枚テイクアウトして、Meadowsの公園でピクニックをしました。さすが9月ともなると外は肌寒かったのですが、それよりもピザがとっても美味しく、寒さを忘れてピクニックを楽しみました。
3日目
この日は、1日目に行ったBlackford Hillにみずきさんも登ってみたいということで、朝からまたまた丘へと向かいました。この日も絵に描いたような晴天です。
前回同様、Blackford Hillは決して期待を裏切りません。
老若男女が思い思いに丘を楽しむ風景は、とても癒されます。

道中で手に入れた朝食を丘の頂上付近で頬張ります。
それにしても本当に景色が良い!!
しばらく、もの思いに耽ったり、お昼寝をしたりして、頂上をあとにして向かったのは、Blackford Hillの北側にある渓谷沿いの散歩道です。
その付近には昔使われていた氷室の跡があったり、エジンバラに住む人の食料を保存する食物庫があったことを説明している掲示板があったりと、市街地の生活と密接に繋がっていることが感じられて面白かったです。
実際に、渓谷沿いの道はひんやりしていて、体感的にも非常に納得しました。
お散歩を楽しんだ後は、近くのカフェでコーヒーをいただきました。
お散歩して、ゆっくりコーヒーを飲んで幸せな日々の一コマです。
その後は、笠井先生はエジンバラ大学で行われる研究会へ、自分とみずきさんはスコットランド国立博物館へと向かいました。
国立博物館は、自然科学系から人文科学系まで幅広い展示内容とその展示の充実さで大変楽しませていただきました。特にスコットランドの歴史と、現代スコットランドの状況、そして未来への展望に関しての展示は、非常に面白く、イギリスの一部としてだけでは捉えられないスコットランドの性格を垣間見たような気がしました。
その後、エジンバラ滞在4泊のうち、2泊をドミトリー、もう2泊をエアビーで抑えていたので、チェックインのために予約していたエアビーの部屋へと向かいます。
途中で遅めのお昼ごはん用の買い出しも済ませていたので、チェックインが済み次第、さっそく調理に取り掛かります。
みずきさんがお手製のパスタを作ってくれて、その美味しさとコスパの良さに大満足の筆者でした。
夕方からは、笠井先生のエジンバラ大学での受け入れ教員であるジェイミソン先生が、その他の社会政治学部の先生方も呼んで、自分たちをご自宅に招待してくださいました。
ただの一学部生で、イギリス社会学会の会長も務められたジェイミソン先生や、その他エジンバラ大学の先生方とお話するのはとても緊張しましたが、とても温かく迎えてくださり楽しい時間を過ごすことができました。

ジェイミソン先生自らが手料理を振る舞ってくださり、それらをいただきながら、さまざまな話に花を咲かせました。
特に、学部生にしかすぎない自分や卒業生のみずきさんが、笠井先生を訪ねてスコットランドに来ていることに驚いており、教員との距離の近い日本の大学のゼミ制度について説明したところ、とても興味を持って聞いてくださいました。
また、先生方に折り鶴の折り方レクチャーをしたり、翌日に予定していたPentland Hillsへのハイキングについて、わざわざ地図を広げて先生方にアドバイスをいただいたり、とても充実した楽しい時間を過ごすことができました。
ただの観光旅行では決してできない貴重な経験と出会いをくださった皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
その日はエアビーの部屋に戻り、軽く翌日の作戦会議をして就寝しました。
4日目
この日は計画していた通り、朝からPentland Hillsへとハイキングに出かけました。
そもそもこのハイキングは、筆者がハイキングがしたいと言ったところ、みずきさんの友人のまりのさんが提案してくれたのと、笠井先生がハイランド・カウに会いたいというところからスタートしました。
前日の先生方のアドバイスによると、4〜5時間の道のりという想定です。
市街地からバスでハイキング開始の地点まで二、三十分揺られ、そこからスタートです。
最初は、舗道された普通の道路を進んでいき、途中で管理されたゲートに辿り着きました。
ゲート内にも、羊を囲うエリアがあったりと、よく整備されている印象を受けました。
また、我々のようにただハイキングに来ている人から、犬の散歩に来る人や、マウンテンバイクを楽しむ人などなど、さまざまな人がPentland Hillsを楽しんでいるようでした。

この日も文句のつけようのない快晴で、気持ちの良いハイクが続きます。
2時間ほど歩いてたどり着いた池のほとりで、軽くおやつ休憩です。
その後も歩き続け、いくつかの丘を越えて、最後の最後にお楽しみのハイランド・カウを発見です!
ハイランド・カウはスコットランドのハイランド地方固有の牛で、エジンバラ市街のお土産屋さんにはたくさんのハイランド・カウグッズがあったので、スコットランド的なものとしてかなりの地位を獲得しているように感じます。
実際に会ってみると、その見た目の愛くるしさから、みんなメロメロです。
最初は闘牛を思い浮かべて少々こわいイメージもあったのですが、実際はそんなことはなく穏やかにただひたすら草を食べてました。

写真を撮ったり見つめたり、しばらくハイランド・カウの近くでのんびりしていると、ハイランド・カウさんが笠井先生に大接近です。カウにも大人気の先生、さすがです。
名残惜しくはあったのですが、時間も時間だったのでハイランド・カウには別れを告げて、無事に下界へと帰還です。ざっと5時間くらいは歩いたのではないでしょうか。
昼食を食べておらずお腹がぺこぺこだったので、笠井先生おすすめのToby Carveryというファミリーレストランのようなお店に向かいました。
そのお店は、お肉をいくつかの種類から選んだお肉を少しずつ決まった量で提供してくれて、そのほかの付け合わせのサラダやポテトなどは食べ放題で、選べるかついろいろな食べ方ができて楽しかったです。

その後、先生は一度ご自宅に戻られ、自分とみずきさんはCalton Hillに登る&お土産を買いに市街地に行きました。Calton Hillは今までのようなHill感はなかったのですが、市街地がよく見えて行った甲斐がありました。
お土産も無事に買うことができ、夕食のための買い出しをしてエアビーの部屋へと戻ります。
この日はエジンバラ最後の夜だったため、エアビーの部屋でプチパーティーです。
前日と同じく、みずきさんが本当に美味しいパスタを作ってくれて、先生も自分も大満足でした。
笠井先生も、スコットランドのスーパーに売っているさまざまなものを差し入れしてくださり、こじんまりですがちょっぴり豪華なパーティーになりました。
振り返ってみると、想像していたよりも忙しなくエジンバラ中を駆け巡っていたので、このようにスコットランドで手に入るもので自炊をして、ゆっくり語らいながら夕食を食べるのもなかなか良いものです。
楽しい時間はあっという間です。次の日のエジンバラを発つフライトが早朝だったため、ここで笠井先生とはまたしばしの別れです。
5日目
早朝に起床し、エジンバラに着いた際と同じようにトラムを使い空港へと向かいます。
エジンバラ空港の保安検査は洗練されており、スムーズに通過できました。
みずきさんと同じフライトで、エジンバラを後にしてロンドンへと飛びました。
これにてエジンバラ旅はおしまいです。またきっと戻って来たいと思わせてくれる街でした。

最後に、このように貴重な経験と、楽しく思い出深い旅をくださった笠井先生には感謝の気持ちでいっぱいです。大切な論文執筆期間に、お時間をとって案内してくださりありがとうございました。
また、仕事が忙しいなかで二つ返事でエジンバラ行きを承諾してくれたみずきさんとも、こうしてゼミを卒業してからも一緒に旅をできたことはとても感慨深かったです。
だいぶ自己満足なエジンバラ滞在記となってしまいましたが、読んでくださった方はお付き合いありがとうございます。そして、ぜひ機会のある方はエジンバラを訪ねてみてください!

こんにちは。ゼミ生のゆうたろうです。
みなさん、夏休みはいかがお過ごしでしたか。
ゼミ生の中には、フィールドワークに行く人がいたり、院進学のための勉学に励む人がいたり、課外活動に積極的に参加する人がいたりと、それぞれの話を聞けるのがいまから楽しみです。
さて自分はといいますと、学生生活最後の夏休みを利用して、ヨーロッパに行ってきました。
留学時代の友人に再会できたり、日本から留学している友人に会ったりなど、とても充実した楽しいひとときを過ごしてきました。
そのなかでも今日は、昨年度にノルウェーのオスロ大学から本研究室にきていた研究生のイェンスくんと、その指導教員の教授を訪ねに、笠井先生と行ったノルウェーの4泊5日の旅について紹介したいと思います。
現在ノルウェーにいるイェンスくんとスコットランドで在外研究中の笠井先生とは、昨年度の遠野旅でも一緒に旅をしており、2人との久しぶりの再会にとても胸が躍りました。
1日目
オスロ空港で笠井先生と合流し、空路でイェンスくんが住むノルウェーの古都トロンハイムへと向かいます。
オスロ空港での待ち時間では、売店の水のペットボトルの値段(1本約600円)に2人で驚愕しながらも、久しぶりの再会に会話が弾みます。
無事トロンハイムに到着した頃には、すっかり日は沈んでおり、ホテルの近くのハンバーガー屋さんで夕食を済ませ、少し街を歩いて、スーパーを物色し、その日は眠りにつきました。
やはり、知らない街のスーパーやお散歩の時間は、こころが躍ります。

この夕食をとったハンバーガー屋さんでは、アフガニスタンからの移民としてきている従業員の方のとても興味深いお話を、偶然聞くことができました。
その日が移民としてノルウェーにやってきて10周年の記念日であること、どのようにしてノルウェーまだやってきたのか、そしてはじめて聞いた不法移民の意味のDonkeyという言葉についてなどなど、ちょっとしたスモールトークからも、とても考えさせられるものがありました。
2日目
少し早めに起床し、近くのカフェでシナモンロールとコーヒーをいただきました。どうやらノルウェーではシナモンロールが有名らしく、ベーカリーには数種類のシナモンロールが並べられていました。
身支度を整えて、笠井先生がモロッコで行われた国際社会学会で知り合った社会学者のアミーナさんを訪ねにに、ノルウェー科学技術大学(NTNU)のキャンパスに向かいます。
またその道中では、イェンスくんの家にも立ち寄り感動の再会も果たせました。そこからはいつもの自分たちらしく、イェンスくんのお家から徒歩で1時間以上かけて、大学のキャンパスに向かいました。
キャンパスのカフェでの社会学者のアミーナさんとの対話のなかでは、それぞれの研究についての話のほか、社会学の理論についても大変議論が盛り上がりました。

自分はといいますと、自分の英語能力を加味したとしても、なかなか内容を理解することが難しかったです。
笠井先生がおっしゃっていたように、言語の問題の以前に、その学問への理解や知識が足りていないことを認識することが大切だということに気付けたのはよい収穫だったのではないかと思います。
いずれにしても、国際的なアカデミックな交流の中で、研究者同士の専門知でのやり取りに触れられたことは、とても刺激になりました。
そしてその後は、イェンスくんの彼女や弟くんと合流し、トロンハイムの中心部を案内してもらいながら回りました。
たくさん歩いて、たくさん観て、たくさんお話しして、とても楽しいひと時を過ごすことができました。
ペドリくん、サンナさん、ありがとう!

その日のディナーは、サンナさんがイェンスくん経由でおすすめしてくれたノルウェー料理店に予約して行きました。
地産地消の食材からその調理法、そしてレストランの空間設計まで、とてもこだわりが感じられ、大満足のディナーでした。いままであまり食べたことのないような新しい味覚に出会えて、それをみんなで共有し、ああだこうだ言いながら食べる時間は、とても素敵な思い出になりました。
そして笠井先生、ごちそうさまでした。
3日目
この日は、とにかく博物館を周りにまわった1日になりました。
午前中は、自分が行きたいと提案したオープンエアー博物館であるトロンデラーグ民俗博物館に伺いました。ノルウェーのさまざまな地域の伝統的な建造物が、それぞれの地域ごとに集落のように配置され、全体が小さな集落の集まりのようなかたちになっている大きな博物館です。

日本の建物との共通性や違い、建築の意味や目的、そして地域性などなど、先生とChatGPTも有効利用しヒントを引き出しながら、考えたり勉強できたのは、とても知的好奇心が刺激されるよい時間でした。
次に訪れたのが、二ーダロス大聖堂とそれに付随するいくつかのミュージアムです。
二ーダロス大聖堂は、オスロからの巡礼の目的地となっていたり、ノルウェー王室との結びつきが非常に強かったり、ノルウェーの歴史と綿密に関係している歴史の交差点となっており、その規模と建築の美しさからもそのことが伺えます。

大聖堂に付随する2つの博物館では、ノルウェー王室の王冠などの王室関連の豪華絢爛なものの展示に加えて、ノルウェーの歴史を伝える出土品などの展示もあり、とても充実した時間となりました。
そして最後に訪れたのが、NTNUの大学博物館です。この日は運良く、入場料が無料の日でした。
自然科学系の展示から人文科学系の展示まで、幅広く扱っており、大学に所属する研究者たちが解説する動画が、さまざまなセクションに置かれているのは面白い発見でした。
ふだん日本の大学で生活していると、大学の教員たちは単位を取るための講義を担当している「先生」でしかないように、学生からは見えていることが多いと思います。そうしたなかで、専門分野を持つ研究者としての側面を知ることができるような展示は、とてもおもしろいと感じました。
盛りだくさんの博物館巡りを終え、夜のフライトでイェンスくんも含めてオスロへと向かいました。
飛行機が2時間近く遅延するハプニングもありましたが、オスロ空港に無事に辿り着き、その日は空港ホテルで休みました。
4日目
起床後、空港ホテルの朝食会場にいくと、ビュッフェスタイルの豪華な朝食に大興奮でした。しかも、いわゆるノルウェー料理と呼ばれるような品目がたくさん並んでいて、自分はついつい食べ過ぎてしまいました。
イェンスくんに事前に教えてもらっていたブラウンチーズも置いてあり、おすすめしてくれた通りに、ワッフルに乗せてジャムと一緒にいただきました。ブラウンチーズのなんとも言えないあまじょっぱさとワッフルとジャムがよくあいます。
お腹いっぱいに食べたあとは、イェンスくんの指導教員であるオスロ大学の日本研究者のマーク先生のご自宅にお招きいただきお邪魔してきました。
オスロの中心部からは少し離れた場所にあるご自宅までは、森の中を歩いて行きます。ノルウェーの自然を心待ちにしていた自分にとっては、森あり湖ありの最高のウォーキングコースでした。

マーク先生からは、その地域の歴史や植生、ライフスタイル、地域住民のお話など、たくさんの興味深い話を交えて、ご自宅まで案内してくださいました。
ご自宅も日本の元号でいうと大正時代に建てられたものだそうで、とても歴史のある建物とのことでした。過去に使われていたスキーなどの民具が建物の中に飾られていたり、家の建築に昔ながらの工夫が見られたりと、とても面白かったです。
そしてランチには、マーク先生が自ら作ってくださった自家製のパンや、サラダでおもてなししてくださいました。そのどれもが絶品で、満腹になるまでたくさんいただきました。
おいしい料理をいただきながら、ノルウェーでは皆が方言に誇りを持って意図的に使っているという話や、日本やノルウェー、ヨーロッパの政治の話、マーク先生の驚きの日本との出会いなどについてもお話しすることができ、忘れらない大切な思い出になりました。
マーク先生はとても魅力的な方で、話題の幅がとても広く、まさしくこれぞ教養人というような方でした。わざわざ自分たちをご自宅に招いてくださり、手料理を振る舞ってくださったことに本当に感謝です。
マーク先生、この度は本当にありがとうございました。
そしてこうした貴重な縁を繋いでくれたイェンスくんにも、感謝感謝です。イェンスくん、ありがとう!

その後、イェンスくんとはオスロ市内でお別れして、次はオスロの博物館巡りです。
今回オスロ市内では、ノーベル平和センターとフラム号博物館の2つの博物館に訪れました。
ノーベル平和センターでは、ノーベル平和賞に関する展示を行う博物館で、2024年に日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が平和賞を受賞したこともあり、日本被団協関連の展示ブースが設けられていました。
展示は非常に充実しており、多くの訪問者が真剣な表情で平和とは何かについて向き合っていました。

*ノーベル平和センターの折り鶴コーナーにて
そしてフラム号博物館は、ノルウェーの極地探検についての博物館で、実際に極地探検で使われた船を丸ごと展示し、訪問者はその船の内部にも入って船での生活を垣間見ることができました。
この実際の船が、かなりの迫力と充実の展示で、冒険好きの自分にとっては非常に楽しめる博物館でした。
博物館見学を終えて、なんとなく海外の日本食でも食べてみようということで、オスロ市内のアジア料理屋さんで、お寿司とタイ料理風の何かをいただきました。お寿司もタイ料理風の何かのどちらもが、なかなかのおいしさで、満足して空港ホテルへと無事に帰還です。
5日目
この日は、昨日と同じようにホテルで朝食を済ませ、早朝のフライトでエジンバラへと向かいました。
またエジンバラ滞在についてもたくさん書くことがありそうなので、それは別の記事に譲りたいと思います。

4泊5日のノルウェー旅を振り返って、久しぶりにイェンスくんに会えたのはもちろんのこと、イェンスくんが繋いでくれた新たな人との関わりや、見知らぬ街での未知との遭遇など、とても充実した思い出深い旅となりました。
今回の旅でお世話になった方々に、重ねて御礼申し上げたいと思います。
こんにちは。4期生のゆうたろうです。
期末テスト、期末論文、海外旅行、自動車の免許合宿と慌ただしい毎日を過ごしているうちに、最後のゼミから一ヶ月も経ってしまいました、、、。
一ヶ月遅れの投稿になってしまうことお許しください。
さて、気をとりなおして、7月16日は春学期最後のゼミでした。いつも通り1コマ目がサブゼミ活動の時間で、今学期末の活動報告に備えて各チームで最後の確認を行いました。
そして2コマ目の前半では、笠井先生と当研究室の院生のメンバーが報告を行った国際社会学会の大会について、笠井先生がお話をしてくださいました。
今回の大会はモロッコで行われ、先生が実際に報告をされての感想や大会の運営に関して、またそのほかの研究者の発表のお話などに加えて、発表者同士の裏話や大会後のパーティーの話なども聞くことができ、国際学会のイメージを掴むことができました。先生からのお話し中には、学部生からもたくさん質問も出て、いろいろなお話が聞けてとてもおもしろかったです。
2コマ目の後半パートでは、春学期のサブゼミの活動報告をしました。今学期は、まちあるき班と留学生へのインタビュー班の2班にわかれての活動でした。
まちあるき班は、まちあるきの中で各自に写真を何枚か撮ってもらい、その撮った写真をなぜ撮ったのか言語化してみようという裏の目的を設定するなど、工夫して活動してくれました。今学期の輪読では、まなざしについての著者であるアーリの本も読んだりしていたので、まちあるきの中で実践して考えてみることは、そうした理論をそれぞれがものにしていくのに役立ったのではないかと思います。

留学生へのインタビューサブゼミは、各自で5人ほどの留学生にインタビューをして、どんな目的で日本に来て、日本での留学生活をどのように楽しんでいるのか、なにか慶應で留学生活を送る上でネックとなっていることはないかなどをインタビューしてみました。そして、そのインタビューをもとに、みんなで慶應に来ている留学生たちについて考えてみました。実践をとおして、インタビューをしていく上での方法的な難しさや、言語的な壁、そしてその内容をどのように解釈していけるのかという難しさが課題として残ると感じさせられました。
同じインタビュー結果をもとに話していても、メンバーによって解釈の仕方が違ったりと、どうしても価値判断が伴ってしまう難しさは感じつつも、さまざまな意見や考察が出されて、とても興味深い話し合いができました。
最後に3コマ目では、各自が個人研究の進捗を発表しました。春学期中にも何度か調査に出て研究を進めているメンバーもいれば、なかなか調査に行けていないメンバーもいたりと進捗はまちまちです。ただ、泣いても笑っても秋学期中には卒論を仕上げなければいけないので、みんなで助け合ってより良い卒論を提出できればと思います。
最後に、春学期の間に当ゼミに関わってくださった皆様、今学期もありがとうございました。合同ゼミや、地域でのフィールドワーク、ゲストスピーカーによる公演などなど、今学期もたくさんの人に支えられて、ゼミの運営を進めていくことができました。重ねてお礼申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
また、在外研究のスコットランドから、Zoomによるオンラインでゼミ活動を続けてくださった笠井先生にも、この場をお借りしてお礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
そして、ゼミ生へ。また秋学期もみんなで元気に集まれるといいな。

P.S.
春学期の期末試験が終わり、ゼミ生の有志で台湾に行ってきました。去年、笠井先生が客員教員として台湾国立政治大学に着任されていた際にも、台湾には訪問しており、今回もまたひとつ楽しい思い出をつくることができました。前回は台北だけだったのですが、今回は台中にまで足を伸ばし、また違った面白さを感じることができました。また行きたいし、台湾ならけっこう実現可能性はありそうかも?
そして、自分はゼミ生たちとは台湾でお別れして、単身フィリピンに向かいました。フィリピンには、すでに卒業してしまった4期生のメンバー4人と笠井先生で、ちょうど2年前にスタディーツアーで訪れており、自分にとってとても思い出深い場所です。
笠井先生が学生時代に調査地にしていたのがマニラのケソン市で、前回の訪問の際には、先生が学生時代にお世話になっていたコーディネーターの方々に大変お世話になりました。今回は、そのコーディネーターの方々に会いに訪れました。
前回と同様に、とても温かく迎え入れてくれて、近況報告や、思い出話、笠井先生の学生時代の話などでとても盛り上がりました。別れ際には、またいつでもおいでと言ってくださったのが、とても嬉しかったです。いつかまたみんなと一緒に行けたらいいななんて思ったりしています。

Dear GPS members,
It was very nice to see you again. Philippines is a memorable place for me that I visited with my dear friends and Kasai sensei almost two years ago. This visit reminded me of a lot of memories from that time, which I can never forget and big part of my school life.
I appreciate GPS members so much for their support and kindness. I am very happy to hear that I’m always welcome. I will definitely come back to see you, hopefully with my friends and Kasai sensei.
See you sooner than later.
Yutaro

こんにちは。4期生のゆうたろうです。
ついに先日、やっとのことで就職活動も終わり、
個人研究に精を出せそうだとこれからの自分に期待しています。
さて、そんなこんなで今学期のゼミも残りわずかとなってきました。
今日のゼミを含めて、残りたったの3回です。
就職活動もひと段落つき、いよいよ卒業が見えてくるなかで、
このようにゼミ生たちと机を並べて学ぶことができるのも残りわずかだなと、
しみじみと感じさせられたりしています。
今日のゼミでは、指導教員の笠井先生からこれまでの社会調査についての報告と、
いつも通りサブゼミ活動、輪読の発表を行いました。
笠井先生からの報告では、先生のこれまでの社会調査遍歴やその方法について、
お話してくださいました。
それぞれの調査について断片的に聞いたことや論文を読んだけことはあっても、
その変遷について伺うことはなかったので、個人的には新鮮でした。
その調査を行いたいと思ったきっかけから、調査のなかでの葛藤、
どんな調査方法を用いるかの試行錯誤など、今後自分たちが研究していく上でも、
大変勉強になる時間になったと思います。
ゼミが終わった後にも、ゼミ活動で使用しているコミュニケーションツール上で、
ゼミ生からの感想や気になった点、疑問点などが寄せられ、
それに対して先生も丁寧に反応してくださり、より学びが深められました。

そして、今学期最後の輪読は自分が担当させてもらいました。
輪読に選んだ本は、牧野智和さんの『社会は「私」をどうかたちづくるのか』です。
筑摩書房GW:https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480685162
上の「今日の輪読の目標」のスライドは、輪読の発表資料の一部です。
本の帯から、スライド上の二つの言葉は引用していて、
今日の輪読を通して、ゼミ生がこの言葉の意味を学問的に理解し、
語ることができるようになれば良いなと思いながら、輪読を担当しました。
「自己」や「主体」をめぐる状況は、どのように変化してきたのか、
またそのような変化はいかに観察が可能であるか、
そしてそのことにどのような難しさがあるのかなど、
さまざまな面から「私」はどうかたちづくられているのかを考えさせられました。
一方で、ドミナント・ストーリーに対するオルタナティブ・ストーリーの話や、
それに付随していかにそれに気づくことができるのかという議論、
現代のSNS空間でのエコーチェンバーの影響、監視社会についてなどなど、
より関連する議論を深められたら良かったなと少し反省もしています。
個人的な話ですが、輪読の準備をしながら、この本のなかでも登場する
フーコーの権力論に関して、はじめて文献を読んだ時の衝撃を思い出したりしてました。
フーコーは間違いなく、自分に社会学の面白さを教えてくれたうちの一人です。
ゼミの後は、5期生のT君と2人で天丼を食べにいきました。
今日は他のゼミ生がみんな帰ってしまったので、残り2人になってしまったのですが、
いつもは話さないことを話したり、また違う発見があったりして楽しかったです。
それでは、今日はここら辺にしておきます。
では、また。

当日は13時に国分寺キャンパスに集合し、1時間ほどお互いの自己紹介や研究テーマ、日頃のゼミの様子などの情報を交換し合ったあと、インタビュー調査のワークショップを行いました。
大橋先生のご専門は、移動の社会学/移動の生活学/ビジュアル・エスノグラフィーといった分野で、ゼミでは特にビジュアル・エスノグラフィーをメインに研究を行っているそうです。
ビジュアル・エスノグラフーは、海外では盛んに研究がされているそうですが、日本ではまだまだ発展の余地があり、大橋先生自身、文献もほとんど外国語で書かれたものを読んでいると仰っていました。多くの人には馴染みのない分野だと思うので、以下に大橋先生のゼミのHPからビジュアル・エスノグラフィーの説明を引用します。
大橋ゼミで学ぶビジュアル・エスノグラフィーは、写真や動画、スケッチなどを使って、フィールドワーク(観察やインタビュー)を行ない、人びとの生活文化を理解し、その成果をプレゼンテーションするアプローチです。主に人類学や社会学の分野で使われ発展してきた調査研究の方法です。学術的な研究のみならず、企業などが顧客を理解するための方法としても使われています。例えば、新商品やサービスを企画する際に、ビジュアル・エスノグラフィーの方法を用いることで、顧客のニーズや悩みや習慣を深く理解することができ、新しいアイディアの創出・提案につなげられる可能性があります。(https://www.tku.ac.jp/department/seminar/region/kana-ohashi.html)
ヴィジュアル・エスノグラフィーは笠井ゼミのメンバーも普段あまり触れる機会がない分野で、大変興味を唆られた様子でした。また、卒論(正確には卒業制作?)の形式が論文という枠に囚われず、より自由な形式の表現が許されているということを聞き、驚きの声が上がっていました。
活字文化がいかに我々の認識を形成してきたかという問題は社会学の重要なテーマであり、生のリアリティが決して言葉に還元し尽くせるものでない以上、ビジュアル・エスノグラフィーという技法の可能性は大変重要なものであるように思われます。
そういえば私は別の授業で、アンドリュー・アボットという社会学者の文献を読んでいるのですが、そこで彼は”Lyrical sociology”なんてものを提唱しています。これは簡単にいってしまえば、観察対象から距離をとって客観的に記述しようとするのをやめ、より没入して社会学者自身の感受性に従って記述するべきだ、ということです。そうすると、例えば芸術の領域とどう線引きするのかという問題が生じるかと思いますが、「来るべき社会学」は、芸術やその他諸分野とさらに融解したものとなっているのかもしれません。
さて、当日行ったインタビュー調査は大橋ゼミの方で準備してくださったもので、キャンパス内にいる学生ないし一般人に声をかけて鞄の中身を見せてもらい(!)、そこからその人の人生を想像してみるというものでした。

私自身は、出会って1時間程度しか経過していないペア(≒初対面)とインタビューに赴き、キャンパス内にいる人間(全くの初対面)に鞄の中身を見せてもらってこいというのでビビり散らかしていたのですが、なんとか渡り廊下のベンチのようなところで空きコマを消化していた2人組に、インタビューすることができました。
インタビュイーの持ち物を見せていただくと、かなりのミニマリストなようで、鞄の中身は必要最小限、という感じでした。驚いたのは彼女がパソコンも携帯していなかったことです。とはいえ財布や筆箱といった個別のアイテムに注目していくと、こだわりや好きなアイドルなどが見えてきました。(私は最初、これは参った、ギターでも背負ってる人に声をかけていれば話が広がりやすかったのに、とか考えてしまいましたが、単にインタビューが下手だったと反省しています。)最終的には「普通の大学生」の解像度を上げたような感じに話を持って行き、発表を乗り切りました。

他の班では学内の図書館に勉強に来ていた高校生やたまたま見かけた東京経済大学の後輩にインタビューをしていて、面白い発表を聞くことができました。3時過ぎには全体のプログラムが終わったため、2時間ほどの短めのインターゼミでしたが、大変濃い体験ができたと感じます。
大橋先生、そして大橋ゼミの皆様、ありがとうございました!

みなさん、こんにちは。ゼミ生のゆうたろうです。
今回は、前回のブログでご紹介した、インキュベーションセンターについて研究しているゼミ生に記事を書いてもらいました。それでは以下、ゼミ生のかりなさんからの報告です。
こんにちは。5期生のかりなです。
前回のブログで紹介していただいた、インキュベーションセンターについての個人研究について、詳しく紹介したいと思います。
スタートアップ企業への支援や、東京都にあるインキュベーションセンター「Tokyo Innovation Base」への訪問をきっかけに、日本のインキュベーションに興味をもち、研究テーマを「日本国内におけるインキュベーションセンターと地域社会のつながりから見出すその意義」と定めました。
一方で、この題材を深掘るにあたっては、インキュベーションセンターにおいて起業家を支援する存在である「インキュベーションマネージャー」へのインタビューなど質的調査を行う方法や、日本国内のインキュベーションセンターの特色などを網羅的に調べる量的調査など多様なアプローチ方法があります。
そこで、まずは経験者の声を聞きたい、との思いから、熊本県でインキュベーションマネージャーやインキュベーションセンターの立ち上げ経験があり、現在は起業家や経営者へ向けた経営塾を開講している、横山耕二さんにインタビューを申し込み、お話を伺いました。
インキュベーションマネージャとしての人となりや、地域社会との連携事例など、さまざまな質問をさせていただいたのですが、事前にお送りした質問リストを元にスライドまで作ってきてくださり、非常に勉強になる充実した時間となりました。
「地域社会とインキュベーションの繋がり」という視点では、横山さんは「緩やかな連携」が大切だと指摘しており、起業家間の事業を通じた連携や、起業家と地元企業や銀行との連携、それを通じた地域活性化など、様々な弁図が重なり合い緩やかに力を共有し合う繋がりこそが、効果的なインキュベーションに繋がると理解できました。
ゼミにて個人研究の進捗発表をした際には、早速インタビュー調査での実践を褒めていただいた一方で、この自分の興味をこれからどう社会学、地域社会論の理論とつなげて深掘りして行くのかを定めることが課題だとアドバイスをいただきました。個人研究発表の際には、いつも同期からも身になる具体的なアドバイスをもらうことができて、ありがたいです。
他のゼミ生からのアイディアをたくさん吸収して、引き続き研究を進めていきたいです。

こんにちは。4期生のゆうたろうです。
5月14日(水)は、春学期の第5回のゼミ活動でした。
人間怠惰なもので、第6回のゼミの活動がもうすぐそこに迫っている深夜に、パソコンをカタカタと第5回のゼミに関して記事を書いています。どうかこんな怠惰な私をお許しください。
さて、第5回のゼミ活動は通常どおり、サブゼミ活動→個人研究発表→輪読と進んでいきました。
今年のゼミ活動の特徴は、ゼミの人数が少なくなったこともあり、個人研究発表の時間が1人あたり30分×2回ほど、この春学期の期間中に与えられているところでしょうか。フロアからも、質問やアドバイスが飛び交い、発表者にとっても、聞き手にとっても、お互いに研究について考える良い時間になっています。
今週の個人研究発表は、インキュベーションセンターについて研究を進めているゼミ生による発表でした。インキュベーションセンターとは、スタートアップ企業や個人の起業家の事業の拡大などを後押ししていく支援拠点のことです。今度のブログでは、ぜひそのゼミ生にインタビューの様子や研究について、記事を書いてほしいなと思っているので、詳しくはそちらをお楽しみにしていただければと思います。余談ですが、個人的には社会学的にどんな研究になっていくのか、とても楽しみに感じました。

輪読についても何か書こうかと思っていたのですが、それは今後のブログに譲るとして、ここで一つ宣伝です。実は自分は去年の11月に、柳田國男の遠野物語で有名な岩手県遠野市に、笠井先生、そしてノルウェーからの留学生のイェンスくんと行ってきました。その際に同行してくださった、柳田そして遠野物語研究者である小田富英さんのお手伝いに、第5回のゼミ活動の直前に行ってきたのですが、小田さんが理事を務められている日本地名研究所から情報誌「地名と風土」の第17号が出ています。小田さん、そして笠井先生も寄稿されているので、ご興味のある方はぜひご覧になってください。また合わせて、小田さんのHPのリンクも貼っておきます。

小田さんHP:https://oda.people.co.jp
最後になりますが、先週は笠井先生のお誕生日でした。5期生は、みんなでお誕生日おめでとう動画を撮影し、お祝いしました。また、今年の春卒業した4期生と笠井先生のグループラインでは、先生へのお誕生日おめでとうのメッセージが飛び交っており、ゼミ生の先生への愛の強さを感じさせられるほっこりモーメントでした。
笠井先生、改めてお誕生日おめでとうございます。今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。

こんにちは。笠井ゼミ5期生のごうきです。
笠井先生の留学のご都合により新ゼミ生を迎えずにスタートした今学期ですが、ワーホリに行っていた2人の復帰に加えてゼミ外との積極的な交流を予定しており、これまでに増して活気のあるゼミにしていきたいと思っています。
さて、4月30日の第3回のゼミでは、笠井先生が指導教員として担当されている通信課程の方と研究報告会を行いました。普段キャンパスで関わりを持つのは、現役にせよ浪人にせよ高校から社会を経由せずに大学に進学してきた学生がほとんどなので、働きながら大学に通われている通信課程の方との交流は大変勉強になりました。
通信生の方々の研究は各自の生活と密接な関わりがあるテーマを扱っており、その分当事者としての問題意識が強かったように思います。そして、それを個人や個別の組織の閉じた問題として扱うのではなく、社会一般に対して問題を提起していくところに、社会学の意義を感じました。それに比べると私の研究は浮足だったモラトリアム人間の駄々に思えないこともないのですが、そんな研究にも関心を示してくださったのが救いです( ; ; )
また、通信課程の場合、指導教員の指導を受けられるのが一学期に一回という規定があるため、毎回の研究報告がとても貴重な機会であるということでした。(笠井先生の場合は一度に限らず指導を受け付けているそうです。)発表用スライドが100枚を超えているという方もいらっしゃいました。時間が限られていたため発表で伺ったのはその内のごく一部だったと思いますが、それでも大変情報量が多く、入念な準備が感じ取られました。
小中高大と進んで就職と同時にお勉強も卒業、では勿体無いなーなどとふと思うことがある身としては、社会に出てから何らかの問題関心を持ち、大学でそれを追求するって素晴らしいことだなと素朴に感じました。とはいえ大学に通うことが様々な条件を要求する以上、そのようなことを気軽に発言するのもナイーブかとは思うのですが。
また、30日はゴールデンウィーク真っ只中だったので3月に卒業した4期生に声をかけたところ、直前の連絡だったのですが5人も集まってくださり、夜ご飯に行きました。3限から遊びにきてくれた先輩が熱心に質問するところを見て慣れ親しんだゼミの光景を思い出していたのですが、仕事終わりに駆けつけてくれた先輩の姿は4期生がもう学生ではなく社会人であることを無理やり認識させてくるので、変な感覚に陥りました。僕は残り1年になってしまった大学生活、1年の大半が休日であるこの大学生活(数えてみたところ年間休日は少なく見積もっても220日)を絶対に手放したくないのですが、ゴールデンウィークに11連休を取得した先輩の話を聞いて少し元気が出ました。ひとまずは進路を決めてしまって「真の自由」を手に入れたいところです。

それでは、また次回の更新を楽しみにお待ちください。
こんにちは。4期生のゆうたろうです。まずはゼミ生を代表して、昨年度当ゼミに関わってくださった方々に感謝申し上げるとともに、今年度も当ゼミをどうぞよろしくお願いいたします。
そして、ついについに今学期もゼミが始まりました。自分は1年間イタリアに留学に行っていたため、今年は5期生の中に一人混じってのゼミ活動になります。同期(4期生)がいなくなってしまった悲しさもありつつ、5期生たちとももっともっと仲を深めていきたいなと思う所存です。
さて、今学期からのゼミ活動ですが、教員の在外研究に伴い、少しスタイルを変えて活動をスタートしました。
ゼミ生は教室に集合し、教員とZoomでリアルタイムで繋ぐかたちで進めていきます。
4月9日(水)の第一回のゼミでは、今学期の日程やサブゼミ、輪読文献、ゲストスピーカー、まちあるき、インゼミなどなど、たくさんのことを話し合いながら今学期の方針を決めていきました。
また、ゼミ生と教員それぞれから春休み期間中の報告があり、とても楽しく聞かせてもらいました。農村にフィールドワークに出かけたりと精力的に活動するゼミ生もいて頼もしい限りです。

4月16日(水)の第二回のゼミでは、ゼミ運営の詳細を詰めつつ、ゼミ生の2人からフィールドワークの報告がありました。農村でのフィールドワーク、そしてオーストラリアのホームレスの方へのインタビューという二本立てでしたが、調査方法に関する議論から調査の論点に関する議論まで、フィールドワークからもう一歩深められる時間となり、報告者にとっても報告を受ける側にとっても有意義な時間になったのではないかと思います。
さらに、残りの時間では教員から、自身の問題意識やこれまでの研究内容などに関してご報告いただきました。改めてその報告を聞き、自分が2年前の入ゼミの際に持った感覚よりも、よりすんなりと頭に入ってくる感覚があったので、少しは2年間で成長できたのかなと思いたいです。(まだまだ勉強不足ですが!)
それでは、今回はこのくらいにしておこうと思います。
またサブゼミや各種活動などブログを更新していく予定なので、温かく見守ってくださると幸いです。
改めて今学期もよろしくお願いいたします。
1月13-14日に、住経験サブゼミのゼミ生4名で、1泊2日で滋賀県栗東市を訪問しました。
今回は、官公庁が実施する「第2のふるさとづくりプロジェクト」の採択を受けた栗東市観光協会による事業の一環で、くらすむ滋賀さんが行われている「住まいの記憶史調査」事業を、観光振興のための体験コンテンツにできるかという実証実験という形で参加させていただきました。
1日目は栗東市観光協会・くらすむ滋賀の方々と金勝(こんぜ)のまちあるきを行い、地域の歴史を学びました。雪がちらつく中での散策となりましたが、金勝寺(こんしょうじ)などの訪問を通して文化財を見たり土地の歴史を聞いたりすることができ、とても楽しい時間を過ごしました。
その後、学生の住経験インタビューの発表をさせていただきました。専門的な視点から様々なご助言をいただき、学生一同、非常に有意義な時間を過ごさせていただきました。「ご指摘を頂いたところを修正してもう1回発表したい」という声も聞かれ、より良いフォーマットを作り出せそうな経験になりました。

2日目は1日目とは打って変わって、快晴の中での活動になりました。午前中は走井(はしり)のお寺で住まいの記憶史調査を行いました。学生主導の記憶史調査ということで緊張も見られましたが、徐々に緊張も解け、終始楽しく会話をさせていただきました。語りの中で地域の人々や檀家さんとのかかわりが多く見受けられ、お寺ならではの住まいの記憶史をお伺いすることができました。自分たちが経験したこともないようなお話をたくさん聞くことができ、終始聞き手全員が興味津々といった様子でした。

そしてその後は左義長に参加させていただきました。ここでは他の地域の方々や、立命館大学の学生さんも一緒に活動を行いました。地域の方々と協力して竹を組み立て、正月飾りや門松を中に入れていき、藁や薪を燃料として焚き上げました。そして燃やした後の残り火でお餅を焼いて食べました。左義長を通してたくさんの方と交流することができ、帰るのが非常に名残惜しかったです。

今回の体験は初めてのことも多く、充実していてあっという間に時間が過ぎていきました。この場をお借りして、協力していただいた皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。