今日のゼミは、卒論の調査でインタビューをしたことがある学生たちに経験を共有してもらいました。
インタビューの概要を簡単に紹介した後、5-10分ほどの録音を聞きます。どの部分を持ってくるかは報告者に委ねましたが、あまりうまくいかなかったと感じた箇所が選ばれたようです。
各報告の後で、1.単純な質問、2.聞き手を褒める、3.インタビューの方法について議論するという3点をゼミ全体で行いました。
教員としては「そんな細かなところまで気になるのか」と驚くような指摘もありました。インタビューには絶対正解となるような方法はありません。それでも、どのような点に気をつけられるか、事前に検討しておくと、少しは不本意な結果を免れるかもしれません。
少しずつ調査に行く学生が増えてきたのでようやく実現しましたが、今後も学生の経験に触れながら社会調査について議論して行きます。