2022年度 春学期 第3回ゼミ

暖かくなったり寒くなったり、なかなか天候が落ち着かない日が続いており、体調管理の大切さが身にしみますね。

ちなみに「天候に合わせた服装選び」が苦手な今回の担当者は今日の服装を完全に間違え、暑いなあと思いながらゼミに参加していました。来週は気をつけます…。

さて、今日はゲストスピーカーの方のご紹介など、できる限り詳しくお伝えできたらと思います。

1・2コマ目

今日はゲストスピーカーとして、大磯光範さんをお迎えしました。大磯さんは、当ゼミの指導教員である笠井さんの、大学院生時代からのご友人に当たります。当日は、大学院生だったときの大磯さんや笠井さんのお話も混じえながら、ご自身のこれまでのご経歴を紹介して頂きました。

非常に印象的だったのは、中国や台湾などの海外をこれまでフィールドとしており、言語や文化の壁を越えてその地域の人々と密接に関わろうとする大磯さんのこれまで一貫とした積極的な姿勢でした。研究者として自分にとって異質な存在が「人ごとではない範囲を広げていく」。この姿勢は卒業研究に取り組む私たちにとっても、重要なことだと感じました。

また、後半は大磯さんに学生からのたくさんの質問に答えてくださりました。私たち学生の今後のキャリアステップについても、親身にお話を聞いてくださり、今後の参考になった学生も数多くいた様です。

3コマ目

3コマ目は、『歴史と記憶――場所・身体・時間』第II部の輪読を行いました。

そもそもなぜ私たちは「記録」をするのか、また自分たちが所属する共同体の「記憶」をどう受け継いでいくのかという2つのテーマについて、グループで話し合い情報を共有しました。

話し合いの後は、今年から教室が小さくなったこともあり、笠井さんからホワイトボードを使って、わかりやすいフィードバックをいただきました。

所感

今回はやや変則的ながらも、内容の濃い3コマでした。今回の担当者は、当ゼミ2年目ですが、初めてゲストスピーカーのお話を聞くことができました。研究者の方のお話を聞く機会は、普段の生活ではなかなかないことなので、本当に貴重な機会なのだと実感しました。

ゲストスピーカーのお話や輪読など、ゼミで得た知識を吸収しながら、自身の卒業研究により良い形で活かしていきたいですね。

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