入ゼミ体験記(ひら)

こんにちは。今回入ゼミ体験記を書かせていただきますゼミ生(ひら)です!

長崎県出身で、法学部政治学科に所属しています。

この「ゼミ生投稿」にて、毎週のゼミの様子を交代制で投稿しておりましたので、はじめましてではない方もいるかもしれません。またゼミ内ではカメラ担当をしていたため、逆に他の投稿者のようなかっこいい写真が全くないことに気づきましたが、一番上です!笑

今回はいつもとは打って変わって、私の入ゼミ体験記をお届けしようと思います!

入ゼミのきっかけ

私の大きな入ゼミのきっかけは、これまで感じてきた都市と地方の地域社会のギャップを明文化したかったという思いがあったことです。

冒頭に長崎県出身と書きましたが、実は生まれ育ちは都内で、その後10歳から18歳までの8年間を長崎県で過ごし、大学をきっかけに上京しました。

東京から長崎、そして長崎から東京に移動してきた時に、ギャップとして、自分の住む地域やそこにある文化への愛着の強さ、そしてアイデンティティの形成の仕方に違いを感じていました。

このギャップを、1つの研究として解き明かしたいという気持ちが、根底にあったと思います。

このような書き方をしてしまうと、地域社会論ゼミには地方出身者が多いのかなと思われがちですが、全くそんなことはありません!

地域社会とは一概に地方のことではなく、この「地域」は「意味づけられた空間」のことを指します。実際に、特定の地方を研究フィールドとしている学生はむしろ少なく、例えば「マンションコミュニティ」や「公園」など多様な「地域」を社会学的に扱っています。

入ゼミ課題

私は入ゼミ課題の中でも、特に卒業論文計画概要に力を入れました。

意識した点は、どれくらい具体的に研究対象の場所を絞れるかという点です。

この具体性が、研究の実現可能性にも強く関わってくるのかなと思います。

また書評については、ただ選んだ本から肯定的に学びを得るのではなく、批判的視座も取り入れることを意識しました。

その後にあった面談は、笠井先生と1対1でオンラインで行いましたが、とても和やかな雰囲気でした。

面談では卒業論文計画概要の深堀が主でしたが、高校の時の部活やサークル、普段の学生生活など、様々なことを話した記憶があります。

入ゼミ後の活動について

ゼミに入って一番驚いたことは、すべてのコマを3.4年生合同で行うことです。

メンター制度もあり、3.4年生が複数人づつチームになって「輪読」の発表をしたり、授業内外の相談もできます。

笠井ゼミの学生は、「やるときはやる」臨機応変な学生が多い印象なので、「学問」としての研究もその他の活動も本格的に両立させたい方に特におすすめです。

そして卒業研究としては、私は長崎市の「長崎くんち」というお祭りと、このお祭りを本格的に模倣して学内外に披露する学校行事である「こどもくんち」の関係性について研究しています。

祭礼研究をしているのは現時点でゼミでは1人だけですが、研究手法や先行研究など、笠井先生や先輩、同期のみんなからたくさんのアドバイスをもらって研究を進めています。

おわりに

最後まで入ゼミ体験記を読んでくださり、ありがとうございました!

まだまだ新しいゼミですが、だからこそ「枠」にはまらず学生からの積極的なゼミ運営の提案の通りやすさが強みだと思っています。

また、それぞれが価値観の多様さや認め合いを大切にしていて、「居心地の良さ」も魅力の1つです。

是非今後とも、笠井ゼミに興味を持って頂けますと幸いです。

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