音カフェと五大力カフェ

2017年度の京都世界遺産PBL科目「コミュニティマネジメント特論(醍醐寺×龍谷大学)も終盤を迎えました。

毎年2月23日は「五大力さん」として親しまれる醍醐寺の法要を中心とした宗教行事があります。昨年度までの受講生たちが集まり、今年度の受講生と協力して「五大力カフェ」を霊宝館にて開きました。

五大力カフェは2016年度の受講生が企画・実施したものです。その後、家具も入れられカフェとして本格的に運営されてきたようです。

そして3月18日の午前中には醍醐寺子ども観光大使の子どもたちと「音カフェ」を今年度の受講生が開きました。

これは、子どもたちが醍醐寺境内を歩く中で「音」を見つけて録音して持ち寄り、それを元に語らおうという企画です。

醍醐寺は「真言」も含め音を重視する宗派であることや、目に見える特徴だけではないところに注目するといった点がおもしろい取組だと言えるでしょう。

もともと受講生は「哲学カフェ」を開きたかったようで、何をテーマに語らうかを長い時間掛けて検討してきました。

当日は持ち寄った音の発表をした後、醍醐寺の僧侶からの講話をいただくことで、一定のまとまりがついたようです。

音カフェの後には1年度間の締めくくりとなる「閉講式」を行いました。閉講式では一人ひとりの受講生が感想を共有しました。

今年度は、醍醐寺になかなか受講生が行かず、年が変わる前後でようやく動きがあったので心配していたのですが、学ぶことはいろいろとあったようです。

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