2017年度から授業が開始された龍谷大学社会学部の「社会共生実習」で「能美の里山生活史プロジェクト」というクラスを担当しています。

この科目は社会学部の学生であれば学科を問わず受講できるもので、社会学科5名、コミュニティマネジメント学科1名の受講生がいました。2012年からつながりを持っている石川県能美市の仏大寺町という10件ほどの小さな集落にご協力いただきました。

夏の調査時も秋の再訪時も、仏大寺の皆さんは学生を暖かく迎えてくださり、調査だけではなくよい交流ができました。生活史調査というにはまだほど遠く、浅くプロフィール程度に人生をうかがって冊子にまとめたという段階ですが、多くの受講生が次年度も継続受講するというので、深めていきましょう。

次年度(2018年度)は、合わせて岐阜県の揖斐川流域にもフィールドを展開します。そのうえで、「里地里山での暮らしとは」ということを学生と一緒に探求したいと考えています。

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