慶應義塾大学通信教育部の模擬講義を行ってきました。
老若男女の聴講者がいらっしゃいました。人数は数えていませんし、直接のアンケートもないので、一方的にしゃべり倒してきた感じです。
50分いただいたけど、2分遅れで始まったようなので48分で終えてきました(時間厳守派)。
始まる前にお弁当いただいたので「夕飯にしよう」と思っていたのですが、かなり熱を入れて講義してしまったのでヘトヘトで、さっそくいただきます。
終わった後、会場をそそくさと出ようとしたら、わざわざ走って止めてくださり、「これは通学制の授業だと何回分の内容でしょうか。このような視点があるのだと驚きました。もし入学することになったら、楽しみです」というような話をしてくれた参加者がいました。
なかなか声掛けってできないけど、その一言ですごく救われることってありますね。ありがたいことです。
2月に刊行予定の拙編著には紙幅の関係で掲載しなかったのですが、代わりに龍大社研報告書の載せた「レパートリーとしての民俗」の話を中心に講演しました。レパートリーよりももう少しいい概念がありそうな気もするけど。「目的の手段化による民俗の継続」とかいうタイトルにしておいても良かったかもしれない。