入ゼミ課題(2次選考用)

笠井賢紀研究会(地域社会論) 2024年度入ゼミ生募集要項

対象者と定員

2024年度から研究会(担当:笠井賢紀)に所属することを希望するすべての学生。

本研究会は2次募集の定員を8名とする。定員に満たない場合でも不合格にする場合がある。

期日と方法

下の「課題内容」に記したすべてについて、2024年2月23日(金)23:59までに専用フォームで笠井に提出して下さい。提出された場合、フォームから自動的に受領確認のメールが届きます。

専用フォームのURLは https://forms.gle/7Jm6FjB6akchhTHF7 です(要keio.jp認証)。

応募者全員に対し、3月2日(土)に教員との個人面接が行われます。面接の方法・場所や個別の時間は、面接前日までにメールで連絡します。なお、面接同日に合否の結果発表ならびに合格者(入ゼミ決定者)向けガイダンスを行いますので、当日は終日(9時~18時)開けておいてください。

事前面談を希望する場合、オフィスアワーに関する記述を参考に教員と連絡を取ってください。

課題内容

課題は次の3部分から成る。文字数が示されているものについては事前にWord等で作文しておき、専用フォームにコピー&ペーストするとよい。

2月4日に行われた1次選考と課題内容が同一です。同1次選考で本研究会に「不合格」だった者が、改めて2次選考に提出することも妨げません。その場合、「3.読書課題(2点)」は前回提出時とまったく同様の文でも問題ありません(書き直しても構いません)が、「2. 卒業論文構想」は大幅な修正を施してください。

1.エントリーシート

氏名、所属(学部・学科・学年)、学籍番号、メールアドレス、電話番号、関連科目受講履歴、留学・休学予定、配慮してほしいこと、志望動機(300字以内)、自己アピール(200字以内)

2.卒業論文構想

1,500字以内で、卒業論文の構想を記してください。加えて、構想に適切なタイトル、キーワード(3-5つ)、参考文献(3件以上)を記してください。これらは文字数カウント外です。

[この課題は、学術研究を始めるにあたり最低限必要な計画を、論理と実現可能性を示しながら適切に示せるかという能力を問うものです。](そのため、「研究計画書の書き方」のような参考資料を適切に探して予習することを勧めます。)

参考文献は読了したり研究計画書で引用したりしていなくても構いませんが、学術論文でないものや、領域が社会学からあまりに乖離しているものを挙げることは勧めません。

▼面接選考では、構想であなたが掲げたテーマ、地域、対象、理論などについて基礎的な知識を確認したり、それらに基づいて議論を行ったりします。

3.読書課題(2点)

必読文献2冊について、それぞれ1,500字以内で課題作文を書いてください。

  1. 鳥越皓之(2023)『村の社会学―日本の伝統的な人づきあいに学ぶ―』筑摩書房
  2. 三井さよほか編(2023)『はじめての社会調査』世界思想社

作文は必ず、あなたにとって大きな学びとなったこと、疑問点、批判すべきことを含むこととし、それらの内容を中心に、自身の見解も踏まえつつ論理的に議論を展開してください。

[この課題は、文献を読み切ったうえで、学び・疑問・批判を深める形で適切な論点を提示し他者と共有できるかという能力を問うものです。]

なお、一般的な書評とは異なるので、著者紹介や書籍概要などは論の展開に不要であれば省略して構いません。

▼面接選考では、あなた自身が提示した論点のうち、1点ないし2点を教員が選択し、口頭で実際に議論を行います。

4.ゼミ選抜にかかる状況と自己分析

1次選考で本ゼミに入らなかった理由と、今回、2次選考で本ゼミに志望する際にその理由がどのように解消されたかを50-150字で書いてください。以下の箇条書きが回答例です。

  • 回答例)「1次選考では○○○○研究会に志望したため。同研究会では計量が基本的なアプローチである中、質的社会調査に基づく卒論構想を出したのでミスマッチだったが、本研究会ではマッチすると思われる。また、卒論構想を大幅に改変した。」

面接について

前日までに各自に詳細をメールで伝えます。当日、Covid-19感染や濃厚接触の場合、代替の方法を採る場合がありますが、面接実施前に本人からの希望があった場合で、かつ、代替策が面接当日中に採れる場合に限ります。

問い合わせ先

教員:笠井賢紀 ( kasa [at] keio.jp ) ※ [at] を@に置き換えること。kasaiではなくkasaであることに注意。