国際社会学会(International Sociological Association, ISA)では4年に一度、World Congressが開催されており、2023年のメルボルン大会には私(笠井)も参加しました。

国際社会学会世界大会で報告

その中間年にはWorld Forumが開催されており、今回はモロッコの首都ラバトでの開催でした。5日間で1,300以上のセッション、4,500以上の報告が会場のムハンマド5世大学で行われました。

私にとっては初参加となるForumで、RC38(生活史部会)とRC56(歴史社会学部会)のジョイントセッションで「Recognition and Interpretation of Community Formation History A Case Study of a Japanese New Town」と題する報告を行いました。

発表の様子

報告時間は守ったものの、他の報告者が超過し、セッション全体としての質疑応答の時間がほぼなくなってしまいました。そのため、私は残念ながら質問をもらえず、会場間移動にも時間が掛かるため、自分の発表についての感想をもらう時間が一切なかったのは痛恨のできごとでした。それでも、全報告者にメールを送りコメントを求めたところ、少しだけ反応も得られました。

発表が多いときに、質疑応答をセッションの最後にまとめて行う場合と、発表+質疑の時間を1人ずつ取っていく場合とは、座長によって違います。今回は同じセッションでも発表内容がだいぶ違ったこともあり、時間超過する人たちが何人もいたこともあり、1人ずつ質疑の時間を取ってほしかったです。

私はエディンバラから行ったので時差もなく、予算的にも比較的安く済んだのですが、もし日本から来ていてこれだったらよりショックは大きかったと思います。


メルボルンのときも実はあったようなのですが、RC(部会)ごとに、会期中にミーティングや会食の機会を設けていることを知りました。今回は2つの部会の会食と、公式(有料・任意参加)の閉会パーティに参加したので、いろいろなモロッコ料理を世界中の研究者と交流しながら楽しむこともできました。

パーティで出た海鮮パスティージャ

今回は質問がもらえなかったので不本意な結果に終わったとはいえ、メルボルンで初めて会った研究者たちと再会できたり、5日間、何十という発表を聞いて回って濃い時間が過ごせたりして、行って良かったと思います。

なお、当研究室所属(当時)の修士課程学生も単独で口頭発表を行いました。当研究室では、当人の希望に合わせつつ、早い時期から学会発表に向けた指導にも対応します。

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