横山さんへのインタビューの様子

みなさん、こんにちは。ゼミ生のゆうたろうです。
今回は、前回のブログでご紹介した、インキュベーションセンターについて研究しているゼミ生に記事を書いてもらいました。それでは以下、ゼミ生のかりなさんからの報告です。


こんにちは。5期生のかりなです。

前回のブログで紹介していただいた、インキュベーションセンターについての個人研究について、詳しく紹介したいと思います。

スタートアップ企業への支援や、東京都にあるインキュベーションセンター「Tokyo Innovation Base」への訪問をきっかけに、日本のインキュベーションに興味をもち、研究テーマを「日本国内におけるインキュベーションセンターと地域社会のつながりから見出すその意義」と定めました。

一方で、この題材を深掘るにあたっては、インキュベーションセンターにおいて起業家を支援する存在である「インキュベーションマネージャー」へのインタビューなど質的調査を行う方法や、日本国内のインキュベーションセンターの特色などを網羅的に調べる量的調査など多様なアプローチ方法があります。

そこで、まずは経験者の声を聞きたい、との思いから、熊本県でインキュベーションマネージャーやインキュベーションセンターの立ち上げ経験があり、現在は起業家や経営者へ向けた経営塾を開講している、横山耕二さんにインタビューを申し込み、お話を伺いました。

インキュベーションマネージャとしての人となりや、地域社会との連携事例など、さまざまな質問をさせていただいたのですが、事前にお送りした質問リストを元にスライドまで作ってきてくださり、非常に勉強になる充実した時間となりました。

「地域社会とインキュベーションの繋がり」という視点では、横山さんは「緩やかな連携」が大切だと指摘しており、起業家間の事業を通じた連携や、起業家と地元企業や銀行との連携、それを通じた地域活性化など、様々な弁図が重なり合い緩やかに力を共有し合う繋がりこそが、効果的なインキュベーションに繋がると理解できました。

ゼミにて個人研究の進捗発表をした際には、早速インタビュー調査での実践を褒めていただいた一方で、この自分の興味をこれからどう社会学、地域社会論の理論とつなげて深掘りして行くのかを定めることが課題だとアドバイスをいただきました。個人研究発表の際には、いつも同期からも身になる具体的なアドバイスをもらうことができて、ありがたいです。

他のゼミ生からのアイディアをたくさん吸収して、引き続き研究を進めていきたいです。

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