入ゼミ体験記(まつ)

こんにちは。だいぶ久しぶりの投稿となる、笠井ゼミ1期生広報のまつ(法-政4年)です。

なんやかんやあって、卒業論文の執筆、卒論発表などを終了し、今本稿を書いているところです。

今回は、入ゼミをお考えの2年生の方々に、ゼミのイメージを共有すべく、投稿させていただきます。

入ゼミのきっかけについて


入ゼミの動機は大きく二つあります。

一つ目は、「漠然と地域や地方について興味があったから」です。

私自身は大分県出身で、いわゆる「地方出身者」とラベリングされることも多くありました。

それゆえ、地方という物をもっと俯瞰的に扱ってみたいな、と思ったのがきっかけのひとつでした。

また、近年喧伝されている「地方創生」という観点からも地方についての興味を持ちました。

二つ目は、「集団に所属して、一つの学問をしっかり学ぶという経験をしてみたかったから」です。

私自身、勉強系のサークルに所属してはいましたが、様々なテーマを扱っていたため、

なかなか興味のあるテーマを深めることができませんでした。

それゆえ、このゼミで多くの知識や理論、経験を共有できたことは大きな資産だったなと思います。

入ゼミにあたって


入ゼミにあたって、志望理由、卒論構想、書評などを含む入ゼミ課題がありました。(今回もそうだと思います)

入ゼミ課題を読み返してみると、「ゼミに入ることで、地域について学び地方創生に貢献したい」という風な

志望理由を書いていました(笑)

また、卒論構想は、CiNiiKOSMOSなどを使って文献を調べた記憶があります。

このような、色々な課題を提出したのち、笠井さんとの1on1の面接を行いました。

面接の内容としては、入ゼミ課題を深掘りするような内容でしたが、フランクな雰囲気で接していただいた印象があります。

ぜひ、ゼミを志望される2年生も、硬くなりすぎず、リラックスして面接に臨んでくださいね👍

入ゼミ後


入ゼミ後は、毎週のゼミの活動を行っていました。

例えば、同じ本を皆が呼んできて、その内容を議論する「輪読」や、

各自がそれぞれ1つの論文を持ち寄って紹介する「論文紹介」などを行っています。

目的としては、各ゼミ生が、社会学などの概念や用語を「共通言語」として獲得することにあります。

また、弊ゼミの特徴として、2年間をかけて卒論の執筆を行っていくということがあります。

それによって、卒論のクオリティを少しずつ上げていくことができますが、一方で弊害もあると思います。

それは、「コツコツと、少しずつやらないと最後にまとめてやらなければならない」ということです。

もちろん、それで高いクオリティができるならそれでもいいのですが、コツコツやっている人の方が

自分の納得できる論文を書けている確率が高いです。

そのうえで、「指導教員(=笠井さん)や学生同士で密にコミュニケーションをとりあう」ということが重要だと思います。

例えば、先行研究の調べ方一つであっても、何か参考になることを聞けるかもしれません。

とくに笠井さんは、我々にとってその道の先達であるわけですから、我々より多くのことを知っているわけですから、色々なことを聞けると思います。

さらに、コミュニケーションを密に取り合うことで研究がはかどるだけでなく、いい関係を築くための起爆剤ともなると思いますので、ぜひコミュニケーションを密にとってもらうといいと思います。

おわりに


ここまで、徒然なるままに筆を走らせてきたわけですが、2年間あっという間だったな、という感覚です。

特に、就活が重なってなかなか研究に集中できない時期もありました。(ほぼ全員そういった経験をしてきました)

だからこそ、入ゼミする方には、3年のうちから少しずつ、ゆっくりでも進捗を得てもらいたいな、と思います。

私の好きな言葉に、”Festina lente”という言葉があります。これは、ラテン語で「ゆっくり急げ」という意味です。

確かに2年間の卒論執筆というと長くも感じますが、意外とあっという間です。

だからこそ、長く感じる2年間をゆっくりと、しかし着実に進んでいくようにしていきたい2年生の皆さん、

弊ゼミをご検討いただけると幸いです。

文責:まつ(笠井ゼミ1期生広報)

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