京都世界遺産PBL科目の全体オリエンテーションが開催されました。

今年度は修了生からの講演もあり、宗本クラスの修了生に続き、この「醍醐寺×龍谷大学」クラスからもメンターの德田さんが登壇しました。德田さんはこれまでの体験や受講生へのメッセージをわかりやすく伝えてくれました。

受講生を翌年度に有給スタッフであるメンターとして雇用する仕組みについては、拙論をご参照いただきたいのですが、このPBL科目でも本クラスの取組を元に一定の制度化が進められました。

  • 笠井賢紀(2017)「地域協働教育によるコミュニティリーダーの育成 : 京都世界遺産PBL「コミュニティマネジメント特論」を事例として」龍谷大学社会学部紀要,50, 50-61

全体の交流会やクラス別講義では仲田順英部長(醍醐寺)との懇談や、部長からのご挨拶をたまわり、渡邊慧海師から年間の行事等について教えていただきました。

お話しをうかがう中で、進取の精神で常にそれぞれの時代の先端を走ってきた醍醐寺が、「生かされてこそ文化財」を掲げ、文化財の保存に留まらず(それだけでも大変なことですが)、広く利活用に道を開いてきたことについても、その一端を学生たちが理解出来たと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です