福祉フォーラム専門セミナー

雪が降り続く中、ずっと屋内で「福祉フォーラム専門セミナー」を行っていました。

山田容先生(現代福祉学科)の挨拶とアイスブレイク30分、私のワーク2時間半(休憩10分)というなかなかの長さです。


昨年度の専門セミナーでは、互いの共通点、特に共通の悩みや経験があることに気づきを得て「共感」を育むことを目指しました。

今年度は、昨年度の参加者も多いということで内容の重複を避けステップアップできるように、互いに異なる点、異なる価値観に気づきを得て「対話」の難しさと重要性を知ることを目指しました。


参加者アンケートの中には「今後も合同研修には参加したいが、この内容なら来たくない」、「謙虚な問いかけをしなければならない理由がわからない」という私にとっては辛辣なものもありました。

とはいえ、「他者の違いを認めつつ、自身の考えをしっかり伝えることが重要である」という内容のワークショップですから、そうしたことがきちんと体現できている方なのだなあと思いつつ読んだのでした。

かなり現場でお忙しい専門職の皆さん向けのセミナーだったので「時間を割いてきたのに、こんな内容か」という期待とのズレがあったのだろうと思います。「悪かった」が上記1名、「どちらともいえない」が2名いらっしゃったので、3名の方には申し訳ないことをしました(参加者48名)。


とはいえ、ほかの皆様には研修を良かったと評価いただき、「再び参加したい」方も9割超えなので、たとえば事業評価的な文脈でいえば、合格点かな。

前年度は「他者との共通点を探す」ことが通底するテーマでしたが、今年度は「他者との違いを探す」ことがテーマでした。

2年連続で参加された方も多く(アンケートでそれは聞けばよかった)、ワークを変えざるをえなかったのですが、変えてよかったと思います。

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