京都世界遺産PBL成果報告会

2015年度から大学コンソーシアム京都の「京都世界遺産PBL」という枠組みに、世界遺産である醍醐寺と協働し、「コミュニティマネジメント特論」という科目を提供しています。

この枠組みに参加しているすべての科目は年末に成果報告会を行います。今年度も12月10日に開催されました。例年、「この段階では成果は出ていないし、これに合わせて焦って出すべきものではない」というスタンスは既に他科目の担当者にもご理解いただいています。(醍醐寺の有名な行事「五大力さん」が2月23日開催であることも関係しています。)

ただ、正直、今年度はスタッフ・受講生ともに醍醐寺との接触が少なすぎました。現場をもつPBLでは愛着形成のためにも、幾度となく現場に行くことが重要ですが、それが受講生に十分に共有してこれなかったと反省しています。

そういうわけで、成果報告会も心配でした。ところが、当日、他科目の発表を聞いたり、緊張する発表を乗り越えたりしたことで、授業への熱意・関心が相当に戻ってきたようで、報告会が転機となる例年にない展開を迎えました。

発表後には講評をくださった他科目の担当教員と醍醐寺の僧侶の方々に受講生が挨拶に行き、さらなるコメントをいただきました。

「発表を乗り切ったらクリア」というような安直な発想ではなく、「発表こそがスタートになる」という発想でもって行動できる学生たちに感心します。

その後、科目ごとに固まっているところが多い中、懇親会でもこの科目の受講生たちは全員がバラバラになって、発表で関心をもった科目に話を聞きに行っていました。とてもいい流れですね。

さて、ようやく力が入り始めたとはいえ、醍醐寺にきちんと連絡を取れていないことも、企画が未熟なことも確かです。「企画・事業の実施」だけを目指すのではなく、協働先と一緒に丁寧に進めていってもらいたいと思います。

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